都内でねずさんの講演会を聴講しました。
ブログやYouTubeでおなじみなんだけど
生の講演は初めて。
内容はいわば、大人になって
改めて受ける「日本史」の授業ですな。
生の講義が3時間、DVD上映の講義が2時間、合わせて5時間。
おなじ教室でこんなにじっと前を向いていたのは
高校以来じゃないでしょうか。
でも、こんなに面白くてワクワクする
「日本史」は聞いたことがないです。
なぜなら、世界で比類のない、
とてつもない古さと長さを誇り
そこで育まれた独特の文化と精神性が
世界に絶大なインパクトを与えた
国のありようが生き生きと語られるから。
★
ヨーロッパの白人により有色人種の国は
ことごとく征服され、植民地支配が数百年続いていた。
そんな世界でほとんど唯一、
独立を守り通した有色人種の国が日本。
それどころか人類史上はじめて
有色人種の国が白人国のロシアを破り、
世界の一等国の仲間入りをした。
さらに第一次世界大戦の勝利国になり
大国にまでのしあがり、絶頂を極めた日本は
とうとう「人種差別撤廃」を
国際連盟の条文に掲げようと提案する。
つまり日本は有色人種にとって、
一貫して希望の星だったのだ。
しかしそれは当然白人列強国の反感を買う。
数百年続いた権益のすべて放棄しろと
白人世界に迫るのは、どれだけ危険な行為だったか。
案の定、よってたかってボコボコに
されたのが第二次世界大戦。
ところが、すぐ降参すると思っていた日本が
あまりにも頑張ったもんで、奮い立った
有色人種の国々が次々独立戦争を起こし
結果、白人による有色人種支配の時代が終焉する。
つまり、日本は敗戦したのだが、
「人種差別撤廃」の大義は成就した。
★
世界に与えた絶大なインパクトというのは
こういうことですね。
こんなカッコいい国、世界に類を見ないでしょう。
そりゃ、日本は悪玉にされるの当然ですな。
GHQに魂を売っていいなりになった
日本の3流4流指導者たちがはじめた
戦後教育が、単純な日本悪玉論なのは
そういうワケだったんですね。
でもそれは、戦勝国の都合に合わせた
托卵情報でしかありません。
そろそろ、ワピピ!しましょうよ。
ちなみに、今年は日本が世界で初めて国際会議で
「人種差別撤廃」を提案して
ちょうど100年にあたるんですが
まったく話題にもならないのは、
日本に托卵が成功している証拠でしょう。
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