2019年5月5日日曜日

ワクワクする日本史とは


都内でねずさんの講演会を聴講しました。
ブログやYouTubeでおなじみなんだけど
生の講演は初めて。
内容はいわば、大人になって
改めて受ける「日本史」の授業ですな。
生の講義が3時間、DVD上映の講義が2時間、合わせて5時間。
おなじ教室でこんなにじっと前を向いていたのは
高校以来じゃないでしょうか。
でも、こんなに面白くてワクワクする
「日本史」は聞いたことがないです。
なぜなら、世界で比類のない、
とてつもない古さと長さを誇り
そこで育まれた独特の文化と精神性が
世界に絶大なインパクトを与えた
国のありようが生き生きと語られるから。

ヨーロッパの白人により有色人種の国は
ことごとく征服され、植民地支配が数百年続いていた。
そんな世界でほとんど唯一、
独立を守り通した有色人種の国が日本。
それどころか人類史上はじめて
有色人種の国が白人国のロシアを破り、
世界の一等国の仲間入りをした。
さらに第一次世界大戦の勝利国になり
大国にまでのしあがり、絶頂を極めた日本は
とうとう「人種差別撤廃」を
国際連盟の条文に掲げようと提案する。
つまり日本は有色人種にとって、
一貫して希望の星だったのだ。

しかしそれは当然白人列強国の反感を買う。
数百年続いた権益のすべて放棄しろと
白人世界に迫るのは、どれだけ危険な行為だったか。
案の定、よってたかってボコボコに
されたのが第二次世界大戦。
ところが、すぐ降参すると思っていた日本が
あまりにも頑張ったもんで、奮い立った
有色人種の国々が次々独立戦争を起こし
結果、白人による有色人種支配の時代が終焉する。
つまり、日本は敗戦したのだが、
「人種差別撤廃」の大義は成就した。

世界に与えた絶大なインパクトというのは
こういうことですね。
こんなカッコいい国、世界に類を見ないでしょう。
そりゃ、日本は悪玉にされるの当然ですな。

GHQに魂を売っていいなりになった
日本の3流4流指導者たちがはじめた
戦後教育が、単純な日本悪玉論なのは
そういうワケだったんですね。

でもそれは、戦勝国の都合に合わせた
托卵情報でしかありません。
そろそろ、ワピピ!しましょうよ。

ちなみに、今年は日本が世界で初めて国際会議で
「人種差別撤廃」を提案して
ちょうど100年にあたるんですが
まったく話題にもならないのは、
日本に托卵が成功している証拠でしょう。











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